令和2年度省 CO2 型リサイクル等高度化設備導入促進事業受付終了
- 概要
- 使用済製品等のリサイクルプロセス全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出の抑制及び再生資源の回収効率の向上を図るための省 CO2 型リサイクル等高度化設備を導入する事業に要する経費に対して、当該経費の一部を補助する事業を実施しました。
受託業務 : 環境省
1.事業目的
使用済製品等のリサイクルプロセス全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出の抑制及び再生資源の回収効率の向上を図るための省CO2 型リサイクル等高度化設備を導入する事業を行うことにより、地球環境の保全を図るとともに、資源の有効利用及び生活環境の保全に資することを目的としています。
2.事業概要
使用済製品等のリサイクルプロセス全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出の抑制及び再生資源の回収効率の向上を図るための省 CO2 型リサイクル等高度化設備を導入する以下4事業を支援しました。
①プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業
平成29年(2017年)以降、中国や東アジア諸国は廃プラスチックの禁輸措置等を執るようになったが、国内処理体制を構築するため、プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業が平成30年度(2018年度)補正予算に計上されました。製造された再生資材の国内循環が安定的に見込めるものであり、ペットボトル・容器包装プラスチック等の廃プラスチックの高度なリサイクル・リユースに資する破砕、洗浄、脱水、異物除去、選別及び原料化設備並びにその他設備を導入する事業
② 太陽光パネルリサイクル設備導入事業
太陽光パネルのリサイクル工程における、ガラス、セル及びフレームの分離を行い、素材ごとのリサイクルの高度化を図るための設備を導入する事業
③ 非鉄金属高度破砕・選別設備導入事業
使用済製品のリサイクル工程におけるアルミ、銅等の非鉄金属高度破砕・選別のための設備を導入する事業
④「低炭素型3R技術・システム実証事業」、「低炭素製品普及に向けた3R体制構築支援事業」または「省 CO2 型リサイクル等設備技術実証事業」において実証された設備についての導入事業
3. 事業イメージ
プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業
- (出典:環境省)
4.導入された施設
- ①プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業
ペレット化設備 - ②太陽光パネルリサイクル設備導入事業
太陽光パネルリサイクル設備
- ③非鉄金属高度破砕・選別設備導入事業
選別機
破砕機
- ④実証事業
CFRP加熱脆化施設
令和2年度事業
補助対象者 | 民間事業者 |
---|---|
補助対象設備(事業) | ①プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業 ②太陽光パネルリサイクル設備導入事業 ③非鉄金属高度破砕・選別設備導入事業 ④「低炭素型3R技術・システム実証事業」、「低炭素製品普及に向けた3R体制構築支援事業」または「省CO2型リサイクル等設備技術実証事業」において実証された設備についての導入事業 |
補助率 | 設備導入に必要な経費の1/2、1/3を補助します。 |
事業期間 | 原則として交付決定日以降から令和3年2月末まで。 |
公募期間 | 令和2年4月28日(火)~令和2年6月5日(金) |
公募説明会 | 説明会の予定は無し。 ※動画配信を始めました。 公募要領インターネット配信用プログラム Ⅰ 補助事業の概要【動画】 Ⅱ 実施計画書等の記載方法 Ⅱ-1①プラスチック【動画】 Ⅱ-2②太陽光、③非鉄金属、④実証事業【動画】 |
令和2年度の公募に関する詳細情報
- 令和2年度 公募について(応募様式等)【審査基準を掲載しました】
- 令和2年度 各種申請書・様式等について
- 令和2年度 公募結果について(プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業)
- 令和2年度 公募結果について(太陽光、非鉄金属、実証)
- 令和2年度 交付申請・経理処理・実績報告の手引き
これまでの補助事業
公益財団法人廃棄物・3R研究財団事業支援部
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル8階
TEL 03-5638-7162/FAX 03-5638-7165
担当:佐藤、久松、福田
Email: r.koudoka-1@jwrf.or.jp