東京都中央防波堤外側埋立処分場等の施設見学を行いました。
2022.05.26
2022年5月24日(火)午後、当財団の職員研修の一環として、東京都が設置、管理する廃棄物埋立処分場である中央防波堤外側埋立処分場・新海面処分場の見学を行いました。最初に埋立管理事務所担当者様から、東京都における廃棄物処理の歴史、ごみ量増加への対応策、ごみの適正処理の重要性、ごみに関する情報の周知・啓発普及の取組について説明を受けたのち、施設見学を行いました。
施設見学ではバスで施設内を一周しながら、バイオガス抑制対策や埋立地内での浸出水の処理工程について担当者様から説明いただきました。さらに、粗大ごみ破砕処理施設で実際に機械で粗大ごみを破砕し、粉々にした上でごみを分別したり金属類を回収したりしている様子や、ごみ処理の過程で出た汚染水が適正に処理された後、施設内の砂埃防止のため一部が利用されている様子を見ることができ、様々な工夫がされていることが大変参考になりました。
東京都では、東京湾の航路関係等によりこれ以上埋立区域を広げることのできない状況にあるものの、東京都並びに23区のごみ問題解決に向けたご尽力により、処分場の延命化につながっていることから、改めて3Rの大切さを学ばせていただきました。
- 説明を受ける様子
- 中央防波堤外側埋立処分場