Ｊ＆Ｔ環境株式会社の2施設の見学を行いました(株式会社Ｊバイオフードリサイクルと横浜エコクリーン)。

2022年6月9日（木）午後、当財団の職員研修の一環として、Ｊ＆Ｔ環境株式会社の2施設（横浜市鶴見区にある株式会社Ｊバイオフードリサイクルと横浜エコクリーン）を見学させていただきました。
株式会社Ｊバイオフードリサイクルでは、微生物の働き（メタン発酵）によって食品廃棄物からバイオガスを発生させ、再生可能エネルギーとして発電し、電力として供給する事業を実施されています。担当者様から説明をしていただいた後、受入施設、前処理室、発酵槽、ガス貯蔵施設、発電施設と、処理フローに沿って施設見学を行いました。このような施設が全国的にも展開されることが期待されるとともに、処理予定の食品廃棄物には、いろいろな理由で廃棄されたものが山積みにされ、食品ロスを削減することの重要性を実感しました。
横浜エコクリーンでは、キルン・ストーカ炉とキルン式灰溶融炉（現在は運転休止中）を組み合わせた、世界初の焼却・溶融システムが採用されているとのことで、コンパクトな敷地内に効率よく設備を配置されている印象を持ちました。特別管理廃棄物を含む様々な産業廃棄物を受け入れ、公害防止・環境保全対策にも万全を期されているとともに、他のリサイクル施設と合わせた都市型リサイクルの拠点とすることで、資源循環型社会の実現に貢献されています。

• 株式会社Ｊバイオフードリサイクルの施設の概要
• 同　ガスエンジン発電機

• 横浜エコクリーンの施設の全景
• 同　中央制御室のモニター画面